点と点がつながり、暮らしの風景になっていく。
花が咲き始めた春のある日、新しく住み始めた部屋に似合うキャビネットを見つけた。
部屋にキャビネットが届いたら、そこに似合う花瓶が欲しくなった。
お気に入りのキャビネットだし、せっかくだから作家の花瓶を探してみた。
太陽の日差しが眩しい夏の日、子どもが生まれて家族が増えた。
家族みんなで座れるように、大きなテーブルと椅子を新調した。
すると、家族で食卓を囲むそのテーブルに似合う食器を揃えたくなった。
大きなテーブルセットのある我が家には、兄弟や仲間が集まり、賑やかになった。
ちょっとよそいきな作家の食器と、華やかな花を飾る花瓶を探したくなった。
秋の心地よい風が吹く日、都会の部屋の窓から街路樹を眺めていたら、子どもの頃の田舎の景色を思い出した。
この部屋に似合う植物と器を探しに、街へ出かけた。
雪の降る凍えそうな冬の朝、田園の家には、若き日に背伸びして買ったお気に入りの椅子が、まるでずっとそこにあったかのように佇んでいる。
点と点がつながり、線になり、
想像がモノとモノをつなぎ、カタチになっていく。
それは、自由で豊かな想像の時間。
あの日見つけたキャビネットは、いまでは一人暮らしを始めた息子の部屋にある。
息子は、そのキャビネットに似合う花瓶を探し始めた。
あの夏の日に生まれた娘は家族を持ち、あの大きなテーブルと、よそいきの食器と一緒に、新しい家族と賑やかな日々を送っている。
娘が幼い頃、テーブルにこぼしたオレンジジュースの跡と一緒に。
つくり手と使い手、そして次の担い手へ、モノの旅路は続いていく。
その旅路のあいだに、Rurbanismは在りたいです。
家具とうつわをつなぐ。
人とモノをつなぐ。
人と人をつなぐ線。
Rurbanismは、ファニチャーの取り扱いをスタートします。




